ウイスキー100年フェスティバルは日本のモルトウイスキーの蒸溜所が建設に着手されてから2023年に100周年を迎え、それを記念して昨年、初開催をしました。今回が2回目の開催です。
ウイスキーは最初にできた原酒を長い年月の間、熟成させ、味わいを作っていきます。最初に穀物を発酵させてできた原酒は強くて薄い味わいですが、熟成させることで深い香りが生まれ、まろやかな味わいとなり、初めて完成します。
ウイスキーの味わいは原酒の原料、醸造の方法、熟成の期間、熟成するための樽、そしてその蒸溜所がある町の気候や水、等によって様々な表情が生まれます。熟成期間は最低でも2年、長ければ20年以上もの熟成を行うようです。
そうして出来上がったウイスキーは本当に多様な味わいを作り出し、さまざまな飲み方で人々の生活に彩りを作ってきました。
しかし、ウイスキーのそうした多様で奥深い部分はまだまだじっくりと知られていません。そうしたウイスキーの多様さや奥深さを体験することができるようなイベントを企画します。さまざまなウイスキーの飲み方を比べることで、それぞれの差異を感じて体験し、その面白さに気づくことが少しでも増えればウイスキーの業界はもっと盛り上がるのではないかと考えています。
お酒は飲み方を間違えなければ日々の生活に彩りを与えてくれます。そうした楽しみ方を、ジャパニーズウイスキーが誕生したこの地で新しく発信する機会となることを期待しての開催です。
会場は大阪府と京都府との府境にある、島本町です。この島本町に「サントリー山崎蒸溜所」が建設に着手したのが1923年です。昨年でちょうど100周年でした。その100周年を記念するとともに、次なる100年に向けて、ウイスキー100年フェスティバルを開催します。
ウイスキーは長い年月をかけて熟成させ味わいを作ります。「まち」も同じです。多種多様な人々が生活しながら、その地にある建物や自然と共に時を経ていくことで熟成され、それがどのような方向になるのかはそれぞれの思いを通じて、その結果「まち」が変化していきます。
ウイスキーという飲み物が出来上がる過程を通じて、「まち」のプロセスに焦点を当てることができるのではないかと考えています。また、そうした飲み物を扱うイベントを「まち」が実施することでより一層そうしたメタファーとしての重なりをご来場者さんに提供することができ、じっくりと楽しむイベントを開催することができるのではないかと考えています。
2024年9月27日(金)12:00〜21:00
28日(土)12:00〜21:00
29日(日)12:00〜19:00
※最終日29日(日)にサントリー株式会社 山崎蒸溜所の
有田哲也氏(工場長)・輿石太氏(主席ブレンダー)による
特別講演会あり
9月29日(日) 12時30分より 歴史文化資料館にて(イベント会場より徒歩1分)
11:00 本部にて整理券配布
12:00 開場
12:30 講演会 開始
JR島本駅前 史跡桜井駅跡史跡公園
(大阪府三島郡島本町桜井一丁目)
飲み比べチケット
前売3枚券 3,000円 当日3枚券 3,500円
・3枚のうち1枚はガチャでくじ引く運命のチケット。
・ウイスキーチケット1〜2枚でカクテル1杯と引き換え。
・一度受付をしたら、全店舗共通の追加3枚券(2,700円)をご購入いただけます
※別途システム利用料¥330/枚
※総額では通常の前売券・当日券の方がお得です。